2025/05/30 10:05
長く快適に住み続けるために欠かせない「メンテナンス」と「リフォーム」。似ているようで実は全然違うんです!今回は、その違いをわかりやすく解説します。
1.「メンテナンス」とは?
メンテナンスは、家のコンディションをキープするためにケアすること。定期的に点検や修理をして、劣化を防ぐことが目的です。家を長持ちさせるためには、どんな家でもメンテナンスは欠かせません!
表1
「家の良い状態を維持するための、お手入れや管理」です。暮らし方や使用状況、建てた時の仕様によって変わってきますが、目安の時期もおおよそ決まってきます。
2.「リフォーム」とは?
リフォームは、家をもっと快適に住みやすくしたり、デザインを変えたりする改修のこと。使い勝手を良くすることが目的です。
表2
より快適にするための改良」です!リフォームの場合はお客様によってタイミングが異なります。
3.メンテナンスが必要なのはどんな症状が出た時?
ある程度の築年数が経過したお客様から多いのが、「我が家のメンテナンスのタイミングっていつですか?」というご質問。どんなタイミングで行えばいいのでしょうか?こちらが目安となる家の症状の一例です。
こんな症状が出たら要注意!表3
4.誰でもできるチェック方法
プロに依頼する前でもご自身で簡単に確認できるポイントがあります。気になる箇所を発見したら、早めに専門業者に相談するのがおすすめです!
▶︎外回り
・壁や屋根にひびや剥がれがないか
・雨どいにゴミが溜まっていないか
・基礎部分にひびが入っていないか
▶︎室内
・壁紙にシミやカビがないか
・水道の蛇口から水漏れがないか
・換気扇やエアコンのフィルターが汚れていないか
・床が沈む感じがしないか
▶︎設備系
・給湯器の温度が安定しない
・トイレの水の流れが悪い
・コンセントが焦げ臭くないか
家の老朽化を防ぎたい、大きな修繕を避けたいという方は、メンテナンス(ケア)こまめに行いましょう.その上で、設備が古くなって使いづらい、家族構成が変わった、気分を変えて新しいデザインにしたいなど、要所要所でリフォーム(改良)を検討してみると、より長く快適に暮らせる住まいを保ち続けることができます。
メンテナンスは「現状維持」、リフォームは「改良」。どちらも大切ですが、そのタイミングを見極めることが大切です!