山田　昌昭 やまだ　まさあき

中古住宅の再生と聞くと皆さんどの様なイメージをお持ちでしょうか？

　お客様に伺うと、「この家が綺麗になるのか？」「どの様に購入すれば良いのか分からない」「購入してもどの様に工事をすれば良いか分からない」「メリットはないのでは？」「ローンが組めないのでは？」
っといったお話をよく聞きます。

　私（代表の山田です。）は大工という職業柄か、古民家というものは利用価値のあるものだと思っています。私も先日築37年の中古住宅を購入して自分で直し、住み始めた一人です。

　愛知県岩倉市の市街で土地約62坪、建物約30坪程の物件ですが、土地も広く車は4台停めることが出来、1階バルコニーが約12畳、2階バルコニーが約12畳程ありました。
　この物件を1400万円で購入したのですが、外部塗装、内部全面リフォームをして施工費約600万円。
　1階バルコニーはウッドデッキにして素足でリビングから出ることが出来、4台分の駐車場と5坪ほどの畑を作る事が出来ました。
　
　もし岩倉市内で新築をこの規模で購入しようと思えば、土地で2000万程、建物で1500万程は最低でもかかると思います。

　ましてや、内部は高級住宅並みの内装を選ぶことが出来ます。壁は漆喰を塗り、扉は無垢扉。床には無垢のフローリングを張り、無垢材の造り付け収納をパントリーとリビングに施工。無垢材には健康に優しい自然健康塗料の「リボス」を使用できるなど、新築住宅でも高価なためなかなか使用できない材料をふんだんんに使用しました。
　
　水回りも全面リフォームして、キッチンは収納と機能性を重視したシステムキッチンを選択。お風呂は節水と保温性の高いユニットバスを選択。洗面所も新設し、トイレも新しいウォシュレットを新設しました。
　ここまでを新築ではなかなか選ぶ事が出来ないですし、建売住宅では土地の広さも仕様もこの金額では存在しません。

　私達「友建」では、この家をモデルハウスとして、中古住宅の利用価値を皆さんにお伝えしたいと思いました。
　大工が提案する中古住宅再生術として興味がある方は些細な事でも友建に是非ご相談ください。