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相続・贈与

相続について

相続税の対策を考えていたところ、養子縁組が相続税対策に有効であると知人から聞きました。
養子縁組が具体的にどう相続税に有効か教えてください。
また、養子縁組をする上での注意する点があれば併せて教えてください。

投稿日時:2018/11/30 14:12回答1件

養子縁組についてお答えします

こんにちは、税理士の一川明弘です。

養子縁組の有効な点と注意点についてご説明します。

■有効な点
1.基礎控除額が増えます。
 相続税には、“この金額までは相続しても相続税がかかりませんよ”という基礎控除があります。現在は、3000万円+法定相続人の数×600万円=基礎控除額となっており、法定相続人の数が増えれば、基礎控除の金額も増えることになります。
2.非課税枠が増えます。
 生命保険と退職金については、500万円×法定相続人の数を限度として、非課税となるため、法定相続人の数を増やすことで、この非課税枠も広がります。

■注意点
1.養子の数に制限があります。
 相続税を計算する上で養子の数を無制限に認めてしまうと不相当に相続税を減少させることとなるので、相続税の計算上は、下記の通り養子の数に制限を設けています。
 ・被相続人に実子がいる場合・・・・養子は1人まで
 ・被相続人に実子がいない場合・・・養子は2人まで
2.相続税の二割加算があります。
 相続税の配偶者・一親等血族以外の人が財産を取得した場合には、本来の相続税に2割加算した金額を支払わなければなりません。これを「二割加算」といいます
配偶者・一親等の血族以外が相続する場合には偶然性が高いことや孫などに財産を遺贈することにより相続税を1回免れることによる負担軽減を抑制するためにこの規定が設けられています。

相続税対策として養子縁組をすることは、注意点に気を付けて利用すれば大変有効な対策となりますが、養子縁組を結ぶということ自体、血の繋がらない他人が相続人となることもあり、相続発生後に揉めることのないよう、生前にきちんと話し合いをしておく必要があります。

投稿日時:2018/12/07 09:52

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