阿部一雄さんは、2002年のオートバイレース中の事故により車椅子生活となった今も、建築士の資格を活かし車椅子の建築士として活躍しています。阿部さんの考える設計のコンセプトは、健常者と障碍者が共に心を通い合わせることのできる家。単なるバリアフリーではなく、「心のバリアフリー」までも追求した建物を手掛けています。健常者・障碍者双方の視点を活かし、日々仕事に取り組んでいます。
2002年、オートバイレース中の事故により車いす生活者となりました。健常者と障碍者、両方の視点をもつ建築士として、これまでの経験や体験を生かしながら、快適で心地良く暮らせるバリアフリー住宅をご提案します。
1964年 愛知県名古屋市生まれ
1987年 中部大学工学部建築学科卒業 同年愛知トヨタ自動車入社
1989年 阿部建設(株)入社
2005年 代表取締役社長就任
2011年 愛知県主催「愛知環境賞2011中日新聞社賞」、愛知県警本部主催「住宅防犯コンテスト 県警本部長賞」受賞
2011年 「富士山車いす登山」登頂を果たす(日本人最短記録)
2016年 書籍「木の家と太陽と車いす」発刊
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家への思いやライフスタイルは人それぞれであり、体の状態もお一人おひとり異なります。介助・介護を受ける方にとっても、介助・介護をするご家族にとっても、居心地のよい家であってほしい。阿部建設ではバリアフリーコーディネーターが、現実を見つめ、数十年後を思い描きながら、専門家等の情報を統合化、調整します。健常と障がいの両方を体験した複合的な視点から、ご家族にとって快適な住まいを一緒につくっていきます。
阿部建設にはバリアフリー設計のモデルハウスとショールームがあります。モデルハウス「手しごとの家」は、スロープ、2つの玄関、ホームエレベーター、サニタリー等、車いすでの生活を具体的にイメージできる空間となっています。また、ショールーム「黒川ヒュッテ」は、行き止まりがなく回遊できるレイアウト、段差がない内と外を緩やかに繋ぐオープンなデザインが特徴です。ご見学はお気軽にお問い合わせください。
交通事故により車いす生活になったお施主様のバリアフリーリフォーム。「自分だけでなく家族にとっても快適な家にしたい」という思いから、大掛かりなリフォームをせずに安全かつ快適にカスタマイズした生活空間を実現しました。アクティブに暮らされているお施主様の行動範囲が広がるように、浴室、トイレ、ホームエレベーターなど、必要性に合わせた自立度を高める工夫が随所に施されています。
会社名 |
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職種 | 建設業 |
仕事内容 | 注文住宅、施設建築、バリアフリー、リフォーム・リノベーションを手掛けています。健常者と障碍者両者の視点から設計を行い、そこに住まう人、過ごす人が 「心地よい」 と感じる空間づくりを目指しています。自然素材や木を使いながら温熱環境にも配慮することで、健康で永く住み続けられる住宅をご提案いたします。少しでもご興味を持たれた方はお気軽にご相談下さい。 |
URL | http://www.abe-kk.co.jp |