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阿部 一雄

車いす建築士によるバリアフリー提案!

阿部 一雄 あべ かずお

阿部建設株式会社

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お答えした質問

新築住宅について

鉄筋コンクリート 壁式工法 平屋一戸建てについて

棟上後に、事情により工事がストップすることになりました。
窓などのサッシも未工事となっており、内部に雨風なども吹き込みます。
そこで質問ですが、その状態のまま放置しても、建物の劣化は問題ないのでしょうか?

仮に1年放置した場合、工事再開時への影響はどのようなものがありますか?

投稿日時:2021/12/10 11:04

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鉄筋コンクリート造の 棟上後の放置の今後の影響について

鉄筋コンクリート造の耐力的な劣化を防ぐため、いろいろな法律、指針が出されています。
その中でも重要となるのが鉄筋コンクリートの「かぶり厚さ」です。鉄筋が錆びないように、コンクリートの表面から内部にある鉄筋まで、決められた厚さを確保しなければなりません。
また、塗装や防水などの内外装工事を施し、劣化保護を行うことも有効です。
「かぶり厚さ」については、建築基準法での決まりと、より厳しい基準の日本建築学会基準があります。

ご相談の内容では詳細は分かりかねますが、こうした劣化保護策を講じていない場合、想定より早い劣化が進行します。
まずは外壁部分を放水シートで養生し、速やかに内外装を仕上げる必要があると思われます。

参考までに「かぶり厚さ」の基準の一部を記述します。
建築基準法施工令79条
(1)耐力壁・柱・梁→30ミリ
(2)耐力壁以外の壁・床→20ミリ
(3)直接土に接する壁・柱・床・梁・布基礎の立ち上がり→40ミリ
(4)基礎(布基礎の立ち上がり以外)→60ミリ
日本建築学会の基準 ※普通コンクリートの場合、
(1)耐力壁・柱・梁→屋内仕上なし40ミリ、屋外仕上なし50ミリ
(2)耐力壁以外の壁・床→仕上なし40ミリ
(3)直接土に接する壁・柱・床・梁・布基礎の立ち上がり→50ミリ
(4)基礎(布基礎の立ち上がり以外)→70ミリ

2021/12/17 10:09

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住宅越境

60年ほど前の住宅にて
我が家が隣家に3平米
越境している事が
先月7月に判明しました。
覚書にて隣家と問題無く
解決できますか。
何か問題が発生しますか。
例)60年分の越境代など

投稿日時:2021/08/10 17:36

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隣家への越境の件

あくまでも話合いになりますが、越境していたり、越境されていたりした場合、将来越境部分をやり直す際に、越境を解消する覚書や念書を入れることがよくあります。
越境している部分に対する地代などを求められることは希だと思いますが、状況によりますので、間に入っている測量事務所などに相談してみてください。

2021/09/09 13:18

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新築住宅 ベランダについて

新築して3年目の家のベランダのコーナー部分(内側2隅 外側4隅)が 降雨時後いつも湿気をおびていて、広範囲にわたりカビのように黒くなってきてしまいました。
施工業者に相談したところ上に張ってある鉄板から雨水が壁面部分につたっていっていて、その部分に汚れがつくとの事です。
このまま放置しておいても大丈夫なのでしょうか?
内側に水が入っている可能性は無いのでしょうか?

投稿日時:2020/10/09 16:11

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検査機関に調査をお願いしてみてはいかがでしょうか

黒い汚れが何かはっきりしない場合、検査機関に依頼して汚れなのか、カビなのかを調べると良いと思います。その場合建設会社が費用を負担してくれるか確認してみてください。負担してくれない場合は、自身の負担で検査に出すことになると思います。水漏れをしていれば、通常階下の部屋や軒裏にシミが発生します。そのあたりも確認してみてください。また、竣工から10年間に起きた漏水は瑕疵担保の対象となります。漏水をしているようでしたら10年は保険で直せる可能性があります。一定の工事などを施し、保証料を負担すれば10年後も延長保証を受けることが可能です。

2020/10/14 17:57

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類焼保障特約

住まいる火災共済の火災保険に加入していますが、我が家が火元になって近隣の家を延焼させた場合に保障してくれる類焼保障特約つけるべきかどうか迷っています。

投稿日時:2020/05/18 17:18

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類焼保障特約について

類焼についての判断は迷うところです。以下の2点を考慮の上ご判断されると良いかと思います。(1)自分が火元になる可能性(30年間に火災で罹災する確率は1.1%です。すると、火元になる可能性はもっと低いです)(2)火元になっても民事上の賠償責任はない

2020/06/15 09:58

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マンション建設に関する業者の瑕疵担保について

まもなく築10年が経過しますが、たび重なる外壁のクラックと剥がれが生じ、多額の修繕費が掛かりました。瑕疵担保保証が10年と聞いていますが、どのようにしたら良いか?また、どのように証明したら良いか教えて下さい。

投稿日時:2020/02/17 09:58

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マンション建設に関する業者の瑕疵担保について

外壁のひび割れや剥がれは10年瑕疵担保の水漏れに関わる保証対象になり得る部分です。しかしながらそれには、外壁のひび割れや剥がれが、構造的・工法的な瑕疵が起因して水漏れが発生しているかを証明する必要があります。構造的・工法的に瑕疵が起因ではない場合、一般的に補修工事程度は応じてくれるかもしれませんが、そういった部分は短期保証契約等では1~2年を過ぎると有償メンテナンス対象となっていることもあります。一度お手元の引き渡し書類を確認してみてください。建築請負業者がこうした相談や調査に応じてくれない場合、第三者の建築士又は建築に詳しい弁護士にご相談してみるのが一番良いと思います。
建築請負業者と建主の紛争を仲裁してくれる機関があります。こちらに相談するのも良いと思います。
<財団法人 日本住宅リフォームセンター http://www.chord.or.jp/index.php>

2020/02/26 16:30

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境界線の確認立ち合いの委託先について

隣接地の地主から、土地境界の立ち合い確認を求められました。問題はないと思いますが、念のため「専門家」に確認委託をしたいと思います。
どの職種の方(土地家屋調査士、司法書士、弁護士、その他)にお願いしたらよいか?ご教示ください。また委託料金の目安はどのくらいですか?
なお、
1)当方も同行随伴(予定)します。
2)当方更地土地の精密な計測図はあります。              

投稿日時:2020/02/12 09:46

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境界線の確認立ち合いの委託先について

相談するのは土地測量を手掛けている登記事務所の土地家屋調査士が良いと思いますが、自分の土地の面積が土地謄本より少なかったり、境界が認識と著しく違っていなければ、わざわざプロに立ち会ってもらう必要はないと思います。

2020/02/26 16:30

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長期優良住宅

200平米以内の新築なんですが、某ハウスメーカー で、長期優良住宅の申請料20万なんですが、一般的に妥当な金額なんでしょうか?

投稿日時:2019/07/16 09:40

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長期優良住宅

長期優良住宅認定申請には書類作成や手続き処理、認定手数料などがあるため申請手数料としての20万円は妥当と思われます。
住まいを長期優良住宅にした場合に受けられる税金の優遇措置は多岐にわたっていて、住宅ローン控除・不動産取得税・登録免許税・固定資産税などにおいてメリットがあります。
これらの減額処置の効果で、10年前後で20万円は回収できてしまうため、費用を支払っても是非長期優良住宅認定を受ける事にはメリットがあります。

2019/07/23 16:29

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実家の処分の方法

実家の玄関前は、車が入れない幅の私道です。公道に出るには、この道しかありません。実家の両隣は他人の家や駐車場です。実家を処分したいのですが、一度不動産屋に、前が私道では無理と言われてしまいました。何かいい方法はないでしょうか?

投稿日時:2019/03/28 10:00

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実家の処分の方法

公道に面していないと建替ができないケースが多く、土地評価額が低くなります。
仲介手数料が伸びないため、不動産業者は仲介をしないことが考えられます。
対策としては以下のことを確認して、仲介を受けてくれる業者を探すしかありません。
まず第一に、公道に面していなくても、道路に通じる地主の承諾があれば建て替えは一部借地として可能となります。
建て替えが可能か隣地の方に確認した上で売却を相談してみてはいかがでしょうか。
第二に、通行権はいままで通りあるため、中古住宅として一刻も早く売れるうちに売却の可能性を検討してみてはいかがでしょうか。
条件の悪い土地は人口減少による空き家率増加に伴い、益々売りにくくなることが予想されます。
第三に、隣地の方へ売却を打診してみてはいかがでしょうか。
以上考えられる案を記してみました。

2019/04/09 11:43

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増築部分の耐震について

築30年超(新耐震基準)の物件を購入予定で、現在ローンの本審査中です。
内見時(1ヶ月ほど前)からホームインスペクション、耐震基準適合証明書の話を不動産業者にしており、新耐震基準後にできた物件なのでおそらく大丈夫だろうという回答を得ていました。
しかし、本審査から2日経ったところで、建物の増築部分が耐震基準に満ちていない。補強するのに70万近くかかる。と言われました。
増築部分は二ヶ所で合わせても2畳ほどです。
お金を払いたくない訳ではなく、不動産業者の対応に不信感を抱いています。
本審査手続き後に耐震基準が満たないとわかる事などが起こり得るのでしょうか。
また耐震診断に1ヶ月もかかるものなのでしょうか。遅くとも申し込みをして手付金を払った時点ですぐに動いていてくれれば、こんなギリギリにならなかったのではないかと思っています。

投稿日時:2018/09/10 09:49

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増築部分の耐震について

中古住宅を購入される場合、様々なことをクリアされ、購入することになると思います。ホームインスペクションの作業自体はおそらく数日の作業日数ですが、ホームインスペクションを請け負っている者(おそらく建築士)も順次案件を抱えていると想定されますので、少し長いですが結果が出るまで1ヶ月かかってもおかしくはないと思います。手付金を支払っているとの事ですので、契約を済ませておられると想定されます。そうなると増築の部分など契約時に説明を受けた物件説明書と相違があることになるので、話し合いで補強に必要な費用の負担を売主に求めたり、場合によっては契約を止めるのも選択肢の一つと考えます。

2018/09/19 15:59

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物置小屋の屋根板(コンパネ)

屋根の内側にコンパネがありその上にトタン板で屋根にしました
このコンパネに1年後からあくのようなかびみたいに全体に発生している。 
特に問題なくこのままにしておいていいですかそれとも薬品で取り除いたほうがいいか 
教えてください

投稿日時:2018/09/18 16:14

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屋根のコンパネについて

状況はよくわかりませんが、おそらくトタンの裏に生じた結露水がコンパネに染みた水分の影響でシミに見えていると思われます。または、トタンをとめた釘穴や継ぎ目から雨水などが漏れています。更には緩勾配による漏水が考えられます。このままですと、早い時期にカビがトタンとコンパネの間に発生し、朽ちていくと思われます。結露水による劣化を防ぐには、やり直す他ありません。トタンを断熱材付きのトタンに張り替えるか、トタンとコンパネの間に防水紙を入れた上、結露水を逃すための空気が流れる隙間を施す仕様にしないと解消しないと思います。

2018/09/19 15:58

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