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阿部 一雄

車いす建築士によるバリアフリー提案!

阿部 一雄 あべ かずお

阿部建設株式会社

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事例・コラム

そこで暮らす人の“思い”や“生活”に寄り添う実際にご自宅を訪問したところ、2階にある息子さんの部屋に改善の余地があることがわかりました。クローゼットの一部を使って、ホームエレベーターを設置すれば、車いすであってもスムーズに2階へ移動ができます。水まわりについても、実際に車いすに乗って寸法や使い勝手を確認してみると、洗面台のみ手を加えれば問題なく生活できるという結論に達...[ 続きを読む ]

医療関係者との面談において、障がい者本人も交えて作った基本計画になかなか理解を示してもらえないケースは珍しくありません。医療関係者は医療のプロですが、建築のプロではありません。そこでまず最優先されるのは「安全」であること。「ご家族にとっての快適な暮らしとは何か」というQOLの視点が抜けてしまっていることが往々にしてあります。そんなすれ違いを実感し「心のバリアフリー」と...[ 続きを読む ]

情報収集と整理によって最適なプランへと導くバリアフリーコーディネーターとは、バリアフリー住宅・施設を新築・リフォームをしたい方に「安心・安全・快適」な住まい・施設を提案する、言わばアドバイザーです。医師やケアマネージャーなどさまざまな医療関係者から話を聞き、調整やアドバイスを行います。こうした役割が必要になるのは、障がいを持っている人やその家族だけでは、バリアフリー化...[ 続きを読む ]

家族だからこそ気付きにくい「バリア」誰でも障がいを負った人との日常生活は想像しがたいもの。ですが例えば、家族の誰かが障がいを負った場合、突然それは“日常”となり、容赦なく突きつけられる現実に戸惑うことばかりです。障がいを負うことで暮らしは一変しますが、現実には家族一人ひとりの生活スタイルを急に変えることは難しく、障がい者本人と家族の間には気づかないうちに「心のバリア」...[ 続きを読む ]

施設建築と個人住宅の大きな違いは、その利用者の人数と規模だと言えるでしょう。またその施設では多くのスタッフが働いています。今回は施設のバリアフリーを実践していくための基本となる考え方についてご説明します。バリアフリー施設を建設するための課題は時間です。施設建築は補助金の申請などの関係で数ヶ月の期間で工期を終えなければならない場合も珍しくありません。その限られた期間の中...[ 続きを読む ]

現在の社会では一見バリアフリー環境は整ってきていると考える方も多いと思います。しかしながら障がい者と健常者の間にあるバリアーはまだ多く存在しているのも事実です。これらのバリアフリーの社会的仕組みを作るのに必要なのがノーマライゼーションという考え方です。ノーマライゼーションとは障がいを持つものと持たないものとが平等に暮らして行ける社会を作ろうという理念です。ノーマライゼ...[ 続きを読む ]

この案件は、「家族の生きる力を引き出したい」というY様の娘さんからの相談でスタートしました。ご実家は、Y様と高齢のご両親、娘夫婦という三世帯。ご主人のY様は、タンクローリーの運転をしていましたが、清掃作業中の転落事故により脊髄損傷してしまったのです。Y様はそれ以来すっかり気力をなくしてしまい、リハビリにも気持ちが入らない様子。そこで、娘さんは自宅で以前のように生活でき...[ 続きを読む ]

脊髄損傷という大けがを負ったT様から、お父様が営む事務所の横に、バリアフリー住宅を建てたいというご相談をいただきました。その当時は、T様夫妻にはお子さんはいませんでしたが、子供室も設けたいというご相談もいただいていたのです。そこで、「お互いが心のゆとりを持てる暮らし」、「夫婦で話し合い時間が作りやすい間取り」の2点を指針にして、検討を進めました。T様邸を建築するにあた...[ 続きを読む ]

バリアフリー設計によって生きる力を引き出せることを、自転車転倒事故で頸椎損傷となり、車いす生活となられたT様の住宅を例に考えます。こちらの住宅は、屋内外を自由に行き来できるようにというT様本人とご家族の希望を考え、玄関とアプローチのバリアフリーを徹底しました。仮屋住まいだったマンションの扉が重くて開けづらいという悩みを聞き、電動で開閉可能な玄関引き戸や掃き出し窓にはリ...[ 続きを読む ]

9年前に事故により頚髄損傷となられたM様はバリアフリー住宅を建て、そこで奥様やお父様とともに暮らしていました。一般的なバリアフリー工事である引き戸やアプローチのスロープ等は備えてあったもののM様にはそれでも負担が大きく一人で外出できなくなり、引きこもりとなってしまい、そして自暴自棄に陥り、奥様とも離婚に至ってしまいました。この状況を危惧した知人の看護師の紹介によりバリ...[ 続きを読む ]